自分が依頼した施工会社を人に紹介するのに
大きく影響を与えるものが何か。
について非常に興味深いデータの紹介がありました。
NPS動態調査によるものです。
さて、何が影響を与えていると思いますか?
第3位は
ご契約からお引渡しまでの担当者の対応
第2位は
会社の信頼
そして台1位は・・・
建物性能
だそうです。
これを知ってどう思いますか?
私は、「あっ、そうか。紹介が出にくい原因はここにあったのか」
と、非常に納得がいきました。
家を建てる契約をするときは、
会社を信頼して、担当者との相性もバッチリ。
になっている状態のはずです。
(信頼できない会社で、担当者が悪ければ、当たり前ですが、契約しません。笑)
さて、契約後家づくりが進んでいく中で、
担当の方もしっかりして、会社も思った通り安心だった。
だったら、紹介したくなるはずです・・・
しかし、
思ったの違って、
寒いとか暑いとかだったらどうでしょう。
- 毎日不満の中で生活し、
- 何でこうなんだろう・・・
- 新しい家なのに、なんで寒いのだろう
と思いながら暮らします。
これでは、紹介は生まれないのが当たり前だと思います。
実際、
- 断熱等級5程度(さすがに近年等級4は無いと思いますが)
- 気密工事をしていない(気密測定をしていない)
- 換気も無頓着に配置した家
だと、はっきり言って、寒いです。
お客様に「うち建物はZEHですから温かいです」と説明して、
お客様もZEHだから温かいと勘違いして暮らし始めた。
住んだらコンセント周りから隙間風が入ってきたり、
換気口から冷たい風が流れでる。
新築なのに・・・・
これでは、紹介どころでは無いですね。
逆に、等級6を超える住宅性能で建てている方は、
その快適さを人を招いて教えたくなるそうです。
満足度が高いので、
どんな説明を受けて、どんな設計で建てたのかを伝えるので、
結果それが、紹介につながりますね。
さらに面白いデータが出ていて、
将来リフォームを頼むかどうかも住宅性能と関係あるそうです。
まだまだ、どうすれば安い家を、
ちゃんとした家に見えるようにお客様にプレゼンすればいいか。
という風に考えられる会社さんも多いようです。
そろそろ、
どんな住まいならお客様が安心して快適に暮らせるのか
を根拠もって、突き詰めていくようにシフトしましょう。
でもどこから手を付けたらいいか分からない。
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