他社を視察に行く工務店が伸びる理由。

以下の三点がつながって今回の気づきを得ました。


①建材流通店のセミナー講師が最近増えた中での気づき

②課題解決型から、人が集まる未来創造型の地方創生

へのセミナーを受けての気づき

  •  山井 太氏(スノーピーク 代表取締役会長 兼 社長執行役員)
  • 藤野 英人氏(レオス・キャピタルワークス 代表取締役会長兼社長 CEO & CIO)
  • 青木 優氏(MATCHA 代表取締役社長 CEO

③予想どおりに不合理(ダン・アリエリー著)を読んでの気づき

まず①建材流通店のセミナー講師が最近増えた中での気づきです。
工務店さん同士でつながりより良い家づくりのための情報共有をしていこうとする動きが

最近活発になってきています。

その関係で、セミナーの講師をさせていただく機会が増えました。

今まで同エリアの工務店さんには、

自社の強み、弱みを知られたくない(特に強みをパクられたくない)から

情報交換をしないという方が多かったのですが、

流通店主催のセミナーや勉強会に参加されている方は、

「競合工務店は、敵ではなくライバルであり、他社と何が違うのかを明確にすればいい。

別に秘密にすることはない。みんなで盛り上げていけばいいんだ。」

というスタンスの工務店さんが増えました。

これこそ私が目指すところなので、

積極的にかかわらせていただいています。

次に②課題解決型から、人が集まる未来創造型の地方創生のセミナーでの気づきです

地方創世の話だったのですが、工務店経営にがっつり参考になりました。

課題解決ではうまくいかない
どいうあり方なのかの方が重要

課題解決だと良い答えが見つからない
街の特性や住んでる方の価値で未来がこうだといいよね
と話したものが形になるものが多い

自分たちが住み続けたくなる街をつくる

  • 空気がきれい
  • すごくいいところ

どの地域の人も同じように全員が言う

ほんとにそうだ。
日本は素晴らしいだけどどこもある。
それだけだと差別化にならない。

地域間競争
地域の課題が実は特筆すべきことかも
違いを出すことが大事
地方のことを皆さんは知らない。
知ることは、相対的なものである
他と比べてどうなのか
色んなものを比較している

来てくださいと言ってるのに、

自分はいかないと言うのはどんな了見か
行くことで初めて自分の地方がわかる

行かなければ東京や一般的なもので比較してします。

だから違いが生まれない。

地方リーダーこそ旅をしよう

自分たちが何がしたいのかを見つけていく

富山がいいのは言ったもん勝ち
寿司といえば富山と言った!
10年言えば本物になる

富山といえば寿司と言ってる訳では無い
捨てることが大事
言い切って来てもらうことが大事

ブランディングの強さ
勇気づけられる

言えばいい!

課題解決に足元に捉われていてこうありたいが実現されない

好き嫌い軸で考える
課題解決は損得軸になる

損得じゃ無くて、面白いことをやろう

これを

工務店経営に置き換えてみました。

課題解決ではうまくいかない。

どういうあり方、価値提供する工務店なのかが重要。

課題解決だと良い答えは見つからない。

工務店でよくある課題解決は、

  • 受注を上げる方法考える
  • 売れる商品を探す

といった、売りて主導でどうやって売るか、儲けるかという視点。

こういった課題解決視点ではなく、

自社の特性や働いているスタッフの未来がこうだといいよね。

と話していることをすこしづつ形にしていく。

そして、自分たちが働き続けたくなる会社を作る。

それが本来の工務店の在り方だと考えています。

  • スタッフがいい
  • 職人さんが丁寧
  • 地域に根差している
  • お客様に寄り添っている

どこの工務店も同じように全員が言う

ほんとそうだ。

工務店の家づくりはすばらしいだけどどこにでもある。

それだけだと差異化にならない。

工務店間競争

工務店は違いを出すことが大事。

実は自社のことは皆さんは知らない。

自社を知るということは相対的なものである

他社と比べることで自社の良さが見つかる。

視察しなければ、ハウスメーカーや今はやっているものに振り回され、

他と同じようなものになってしまい、違いが生まれない。

工務店の社長こそ他社を視察に行こう。

そして自分たちがどんな価値を提供したいのか、

そのためにどうありたいのかを見つけていく。

高断熱高気密高耐震。

家を建てるまでのプロセスを楽しむ家づくり

自社建築士があなたの気づかない「暮らしたいくらい」を一緒に見つけます。

(これがいいという訳では無く、宣言の一例です)

今すぐできなくても、まず宣言したら言ったもん勝ち。

10年言い続けやり続ければ本物になる。

なんでも拾おうとするのではなく、

捨てることが大事。

大切にしていることを言い切って、来てもらう。

それがブランディングの強さ。

言えばいい!

  • 「設計がいないから」
  • 「営業力が無いから」
  • 「集客が無いから」

課題解決に足元に捉われていてはこうありたいが実現されない。

好き嫌い軸で考えよう。

課題解決は損得軸になる。

損得じゃなくて、

自社スタッフが面白いと思うことをやろう。

いかがでしょう。

いつも私が考えていることにリンクしました。

そして③予想どおりに不合理(ダン・アリエリー著)を読んでの気づきです。


人間は合理的に生きているつもりでも、不合理だ。
相対性をもって判断している。という話で、
何かの軸(アンカー)に対してどうかと判断しているということを知る。

結論は、
他の工務店と交流を図る工務店さんが伸びるのは、
他の工務店のノウハウを得ているからではなく、
「他の工務店を知ることで、自社の良さや強さを再発見しているから。」
ということです。

なので、どんどん積極的に視察をして、
自分のエリアの良さ、自分の会社の良さを発見していきましょう。

そうはいってもどうすればいいか分からない。

もしそんなお悩みをお持ちなら、

錦織のZOOMによる30分無料相談をご利用ください。

30分で意外とすっきり方向性見えますし、

話をしてくれる気前のいい工務店さんや建材流通店さんのご紹介もできます。(^^)

ご希望の方は、

  1. 以下の「公式LINEの友だち登録」から友だち登録をする
  2. メニューから「LINEで相談」を選ぶ
  3. 必要事項を入力して送る

としてもらえると、無料で相談できます。

この無料相談は、今後新サービス展開のヒントを探すための

現場での情報収集を目的に運営しておりますので、

売り込みなどは一切ございません。

安心してご利用ください。

公式line友だち登録