出来ないオーダースーツを作ろうとしない

スーツの販売員であるあなたは、ある日

「よし、オーダースーツを作って売ろう」

と思い立ちます。

今まで作ったことはありませんが、いつも売っている訳なので、

まぁなんとか試行錯誤したら作れるだろうと、作り始めます。

その「スーツ」売れるでしょうか。

「そんなの売れんでしょ?」

そう思うのが一般的です。

では、住宅業界ではいかがでしょう。

いろんな業態の工務店さんが多いですが、

今でも設計ではない営業マンが図面をかいて・・・

というケースは結構見ます。

それって、作れないオーダースーツを作っているスーツの販売員さんと似てませんか?

出来ない人が作ったオーダースーツなら

ちゃんとしたデザイナーが作った吊るしのスーツの方が、いいと思いませんか?

要はオーダーだったらいいのではなく、

その価値が生み出せないならオーダーである意味は無くなるのと、

悪い方向に振ってしまいます。

なので、住宅で言えば、

注文住宅のスキルがもし今無いのであれば、

まずはデザイン性が高い、もしくはブランド力のある「規格住宅」を手に入れ、

それをどう売ればいいか。という物売りを考える方がいいです。

注文住宅という幅広いものをどう売るかを考えるよりも、

幅が狭い規格住宅をどう売るかを考える方が、戦術は考えやすいからです。

注文じゃないと、自由度が無くなる。

という方が多くいらっしゃいますが、変になるなら、

やっぱり規格の方がいいです。

規格をしっかり売って、売り上げを上げて力を付ける。

そしたら次は、

セミオーダー住宅で少し自由度を上げる。

そこで力がついたら注文住宅へ。

というのが王道です。

一昔前は、営業マンが書いている図面でも売れていました。

しかし、単価が高くなり要求が上がってきて、

見る目が肥えてきたお客様には、

「注文住宅」ということだけでは売れなくなってきています。

自社の持つ力がどうなのかを冷静に判断して、

自社にあるもの使って最大効果を出す方法を見つけ出しましょう。