一生懸命の方向性を間違わない様に気を付けましょう

一生懸命に仕事をする。

皆さんそうだと思います。

何のために一生懸命仕事をしているのかの「コア」が明確になっていますか。

私は○○のために一生懸命仕事をしている。

私の○○を考えてみます。

私のお客様は地域密着の工務店さんです。

工務店さんの受注が安定して、健全に経営できるようにすることが私の仕事です。

それを一生懸命頑張ります。

しかし、実はこれでは道半ばなのです。

私は、工務店さんをしっかりサポートしながら、

地域に暮らす人々が豊かに楽しく暮らせる住まいをお届けする。

そのために一生懸命働くと言うことを忘れないようにしなければなりません。

と、言うのも我々のような仕事は、ともすれば、お施主様の存在を忘れ、

  • 何が売れるのか
  • どうすれば売れるのか

ばかりを考えてしまう可能性が高いのです。

確かに、どうすれば売れるか。

と言う相談が多いのも事実ですし、大切なことですが、

当たり前ですが、買ってもらおうとしているものいいものかどうなのか。

と言うことの方が大切です。

一生懸命仕事をする。

それが会社のため(だけではなく)

もちろんお施主様のためである。

と確信をもって仕事はしたいですよね。

しかし、受注ノルマに追われてしまうと、

ついついお施主様のためではない選択をしてしまう可能性があります。

  • 断熱性能を下げてコストダウンしようとか、
  • 耐震性能は基準法クリアでいいでしょう。
  • コスト厳しいからパネルをやめて筋交いに

一見お客様の予算に合わせてやって上げている感じに見えますが、

これでは、質を落として、あたかも問題が無い様にお客様に伝えているだけになります。

自分の信じるお客様にとって必要な品質は譲らないという覚悟が必要だと私は思います。

そのために正しい情報をインプットし、学ばなければなりません。

思い込みや都市伝説、自分にとって都合のいい噂だけで物事を考えるのでなく、

客観的な事実を積み上げていく必要があります。

その上で、自社の家づくりに足りない部分は外部の力を借りるのもありです。

ただ、丸投げはダメです。あくまで自分がHUBになって全てを取りまとめ、

作業を外注化するというイメージでいましょう。

話が散らばりましたが、地域のお客様に支持される

いい家づくりをしっかりとしていきましょう。

それが結果、安定経営につながります。