樋口社長
今日は、カントリーベースで月に一回行っている勉強会の講師としてお越しいただきました。こうやってがっつり勉強会をやるのは初めてですね。
錦織
そうですね、初めてです。
樋口社長
まずは、オリズムのビジネスや今やられていることを簡単に紹介していただけますか？
錦織
はい、現在は主に住宅の温熱環境に関することをやっています。具体的には、どのようにエアコンを使えば効率的に冷暖房を行えるのか、そしてその高めた住宅性能をどうお客様に伝えるのか。また、設計段階でどのようなプランを考えるべきなのか。多くの工務店様が温熱環境の取り組み方が分からず悩んでいるので、その部分をトータルでサポートしています。
樋口社長
なるほど。以前は、塗り壁の住宅といえば輸入住宅のファサードが格好良い、可愛いといった住まいを求めているお客様の印象が強かったですが、最近ではエネルギー効率やG2、G3などの話題が増えました。お客様の価値観が変わる中で、我々も外壁を提案する際に全体を考えなければならないと感じました。今回の勉強会でその点がよく分かりました。
錦織
その通りです。外壁だけでなく、住まい全体の快適さを考えることが重要です。しかし、かといって、Ua値だけを考えてもダメで、相対的な快適さを考える必要があります。
樋口社長
お客様から「隣の工務店ではG2と言われましたが、御社はどうですか？」と聞かれた時に、適切に答えられることが大切ですね。
錦織
そうですね。ローコスト住宅でも同じで、価格や性能を数値だけで比較するのは簡単ですが、それが絶対的な価値ではないということを理解しておく必要があります。例えば、塗り壁の家は、美しさやデザインの観点から言えば非常に価値があるものです。
樋口社長
確かに、数字だけでなく、住まい全体の価値を伝えることが大事ですね。そういった勉強会を通じて、工務店様も多く学ぶべきことがあります。
錦織
はい、特に情報が溢れている現代では、正しい知識を持つことが重要です。YouTubeやインターネットで様々な情報が簡単に手に入る時代ですが、それが正しい情報なのかどうかを見極める力が求められます。
樋口社長
回の勉強会では、その点が非常によく理解できました。お客様の要望に対して、正確に答えられるようになるためには、我々も常に学び続ける必要があります。
錦織
その通りです。工務店様が今何を学ぶべきかを一緒に考え、基本的な知識を提供することで、どの方向に進むべきかの選択肢を正確に選ぶことが出来ます。そういった意味では、断熱や構造に関する専門家の助言を受けることも大切です。
樋口社長
ブランディングの話も非常に興味深かったです。お客様が望んでいることと、我々が提供したいことが一致しないときに、どう対応すべきかを考えるきっかけになりました。
錦織
そうですね。ブランディングの重要性を理解してもらうためには、多くの事例やサポートが必要です。多くの工務店様が、自分たちの強みや特徴を見つけられないことが多いです。私たちはそれを一緒に探し出し、どうやって強みを活かすかを考えます。
樋口社長
ワークショップも非常に有益でした。他社との違いを理解することで、自社の強みを見つけることができますね。
錦織
その通りです。他社のアイデアを盗むのではなく、違いを見つけることが重要です。例えば、他の会社が提供しているサービスや製品と比較することで、自社の強みや改善点が見えてきます。
樋口社長
失敗例の話も非常に印象的でした。成功例だけでなく、失敗から学ぶことも大事ですね。
錦織
失敗には必ず原因があります。それを一つ一つ潰していくことが重要です。成功の要因が曖昧な場合でも、失敗の原因は明確ですから、それを理解して防ぐことができます。
樋口社長
勉強会を通じて多くのことを学び、工務店様も引き続き学び続けることが大切だと感じました。とりあえずは、悩まずにまずは、錦織社長に問い合わせてしてみるのがいいと思いました。
錦織
はい。どんなことでもまずは聞いていただければいいと思います。
公式lineもしているのでそちらから問い合わせしていただいてもいいです。
もちろんメールの問い合わせでもOKです。
